台風前にやっておくべき屋根のチェックポイント5選｜屋根専門店が解説

はじめに

毎年やってくる台風シーズン。特にあきる野市のように緑が多く、風が抜けやすい地域では、屋根の破損や雨漏りのリスクが高くなります。
台風が接近してからでは修理業社も対応が間に合わないケースが多く、事前の屋根点検やメンテナンスが被害防止のカギとなります。
今回は屋根修理・リフォームのプロが推奨する「台風前にやっておくべき屋根のチェックポイント5選」を詳しく解説します。

チェックポイント①：屋根材のズレや割れの確認

スレート・瓦・金属屋根の点検ポイント

スレート屋根や瓦屋根、金属屋根など、どの屋根材でもズレや浮きがあると、台風の強風で吹き飛ばされるリスクが高まります。
特にスレート（コロニアル）の場合、見た目にはわかりにくい小さな浮きでも、強風が入り込んで一気に剥がれることもあります。

台風時にもっと多い被害が、屋根材の飛散や一部剥がれ落ちです。
・スレート屋根・浮やひび割れがないか
・瓦屋根・瓦のズレや抜け、漆喰の劣化
・金属屋根：ビスの緩みやサビ

ドローンや双眼鏡での安全な目視もおすすめ

高所に上がるのは危険なので、屋根点検は専門業社に依頼するのが理想です。

チェックポイント②：棟板金（むねばんきん）の浮きや破損

強風で飛ばされやすい「棟板金」に注意

棟板金とは、屋根のてっぺんにある金属のカバー部分です。
この部分は風の影響を最も受けやすく、飛散事故の原因にもなります。

釘の浮き・シーリングの劣化を点検

・釘が抜けてないか
・コーキング（シーリング）のひび割れがないか
これらの症状があれば、棟板金の交換や再固定工事を検討すべきタイミングです。

チェックポイント③：雨樋（あまどい）のつまりと破損

落ち葉やゴミの詰まりによる排水不良

あきる野市は自然が豊かで、周囲に木が多いい住宅も少なくありません。
そのため雨樋に落ち葉が溜まりやすく、排水不良で雨漏りや外壁への水跳ねが発生することも。

雨樋の破損は早期修理を

・傾き・割れ・接続部分の外れ
・支え金具の劣化や外れ
台風時に壊れてしまうと、後の修理費用が高額になるケースもあります。

チェックポイント④：屋根周辺の飛散物・植栽の整理

ベランダ・庭先の片付けも屋根対策の一部

屋根に直接関係ないように思えますが、物干し竿・プランター・枝などが屋根にぶつかる事故も珍しくありません。

特に飛びやすいものは屋内に

・プラスチック製品
・鉢植え・園芸用品
・自転車・物干し台
屋根トラブつの約3割は飛来物が原因という調査結果もあり、周辺整理も忘れずに行いましょう。

チェックポイント⑤：過去の補修箇所を重点的に確認

応急処置後の状態を再チェック

過去に雨漏りや部分補修をした屋根は、再発しやすい要注意ポイントです。
・応急処置のシートがずれていないか
・補修跡のコーキングが劣化していないか

定期的なメンテナンスを怠らないことが長持ちの秘訣

屋根は10〜15年で劣化が目立ち始めます。
特に築10年以上の家は、プロによる点検を毎年行うのが理想です。

まとめ：台風前の屋根点検は”早め”が命

台風被害は突発的に起こるものですが、事前の点検・メンテナンスで防げる被害も多くあります。
・屋根材のズレ・浮き
・雨樋の詰まり
・屋根周辺の飛散物
・過去の補修箇所の再点検

あきる野市で屋根点検・修理・リフォームは地域密着で対応する当社に是非お任せください！
無料点検・ドーロン点検も行っておりますので台風が来る前に、ぜひ一度プロのチェックを！