目次
マイホームを建ててから10〜15年経過すると、屋根や外壁に「色あせ」や「ひび割れ」「雨漏り」などの劣化が現れてきます。
しかし多くの人にとって、屋根や外壁のリフォームははじめての経験。
・どこに相談すればいいの?
・工事の流れってどうなっているの?
・工事の流れってどうなっているの?
・工事期間中、家にいて大丈夫?
こんな疑問や不安を持っている方に向けて、今回は屋根・外壁工事の流れをステップごとに丁寧に解説します。
屋根・外壁工事は、まず現地調査(無料点検)から始まります。
この段階で劣化の有無や程度、必要な工事の種類を見極めることが重要です。
・屋根材の浮き・割れ・コケ
・外壁のヒビ・チョーキング(外壁を触ると白い粉が手につく)
・雨樋・破風板・軒店の傷み
・雨漏りや室内への浸水跡
※最近はドローンや高所カメラを用いた調査も増えており、写真付きで状況を確認できます。
点検の後は、写真付きの報告書とともに見積書が提示されます。
このとき重要なのが、どこを・なぜ直すのかを丁寧に説明してくれる業者かどうかです。
・工事内容が細かく記載されているか
・使用する屋根材・塗料名が明記されているか
・足場代・養生費・諸経費などが含まれているか
不明点があれば、納得できるまで質問しましょう。優良業者は丁寧に説明してくれます。
内容と金額に納得できれば、いよいよ契約です。
契約後は、工事開始日や施工期間の確認を行います。
・屋根の塗装:約5〜7日
・外壁の塗装:約7〜10日
・カバー工法や葺き替え:約7〜14日
※天候によって延びることもあるため、予備日を設けてスケジュールに余裕を持ちましょう。
工事初日はまず「足場の設置」からスタートします。
足場は職人の安全と施工精度を高めるために不可欠です。
また、隣家との距離が近い住宅では飛散防止のメッシュシートも必須となります。
塗料や粉塵が飛び散らないように、以下の箇所にビニールやブルーシートで養生を行います。
・窓・玄関・エアコン室外機
・車・植木・物干し場など
※この期間中、窓が開けられない・洗濯物が外干しできないなどの制約が発生します。
ここからいよいよ塗装または張り替え・カバー工法などの本格施工に入ります。
一般的に3回塗り(下塗り→中塗り→上塗り)が行われます。
塗料の種類によって10年〜20年の耐久性が期待できます。
・カバー工法:既存屋根に新しい屋根材を重ね張り
・葺き替え:古い屋根材を撤去して新品に交換
それぞれ建物の状態や予算に応じて選択します。
工事完了後は、業者・お客様立ち会いのもとで最終確認が行われます。
・塗りムラ・仕上がりの確認
・ごみ・塗料飛散の有無
・足場撤去前の写真撮影やチェック
問題がなければ足場を解体し、工事完了報告書や保証書を受け取って終了です。
屋根・外壁工事は決して安い買い物ではありません。
だからこそ、流れを把握し、信頼できる業者に依頼することが成功のカギになります。
☑️ 現地調査と見積もりで信頼性を確認
☑️ 足場・洗浄・下地処理などの工程を知る
☑️ 工事中の生活の変化の変化にも備える
☑️ 完了後の保証内容もチェックする
はじめての屋根・外壁工事でも、正しい知識があれば不安は減らせます。
Copyright©BELLLOOF.inc All rights reserved.️