カバー工法と葺き替え、どっちが正解?メリット・デメリット比較

こんにちは!屋根工事専門店のベルルーフです!
この記事では、お客様からよくご質問をいただく「カバー工法と葺き替えの違い」について詳しくご紹介いたします!
屋根リフォームを検討中の方にとって、どちらの工法が合っているのかはとても重要なポイントです。
メリット・デメリットをわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!

カバー工法とは?

カバー工法とは、既存の屋根材を撤去せず、その上に新しい屋根を重ねて施工する方法です。主にスレート屋根や金属屋根のリフォームに用いられ、工期が短く、費用も抑えやすいという特徴があります。

カバー工法で使われる主な屋根材

・ガルバリウム鋼版

・軽量金属屋根材

工期・費用の目安

・工期:5日〜7日程度

・平均費用:80万円〜150万円(30坪の場合)

葺き替え工事とは?

葺き替えとは、既存の屋根を全て撤去し、新しい屋根材に張り替える工法です。下地や防水シートの劣化が進んでいる場合に最適で、長期的に安心して住み続けたい方に適しています。

葺き替えで使われる主な材料

・瓦

・スレート

・ガルバリウム鋼版

工期・費用の目安

・工期:7日〜10日程度

・平均費用:120万円〜200万円(30坪の場合)

カバー工法と葺き替えの【メリット・デメリット】

カバー工法のメリット

・廃材が少なく、処分費用が抑えられる

・工期が短く、住みながらの施工も可能

・コストを抑えやすい

カバー工法のデメリット

・屋根の劣化が進んでいると施工できない場合がある

・屋根が二重になるため重量が増す

葺き替えのメリット

・屋根全体をリセットできる

・下地の補修、点検ができる

・耐久性が高く、長期的に安心

葺き替えのデメリット

・工期と費用がかかる

・廃材処分費必要

比較表

項目カバー工法葺き替え
費用◯安価△高め
工期◎短い◯やや長め
耐久性◯普通◎非常に高い
廃材処分◎少ない△多い
対応できる劣化度△軽度まで◎重度にも対応可能

結局どっちを選ぶべき?判断のポイントはこちら!

築年数や既存屋根の状態で判断する

築10〜15年程度で屋根の下地が健全な場合はカバー工法、それ以上で劣化が進んでいる場合は葺き替え工事が推奨されます。

予算や工事の緊急性から選ぶ

費用を抑えたい、または急ぎで工事を済ませたい場合はカバー工法が適しています。一方、長く住む予定があるなら葺き替えが安心です。

専門業者の現地調査の重要性

屋根の状態は見た目では判断しにくいため、必ず専門業者にドローン点検などで調査してもらい、最適な工法を提案してもらいましょう。

※注意※
診断、見積もり依頼の段階で屋根に登るのは基本的に避けましょう。
昨今の悪徳訪問販売セールス業の急増でお客様がみてないところで故意に壊して状態を悪化させるケースが増えています。

カバー工法や葺き替えお依頼する前に知っておきたいこと

助成金・補助金の活用について

自治体によっては、屋根改修に助成金やリフォーム助成制度が使える場合はあります。事前に確認しておくか診断してもらう業者へ確認しておくと費用を抑えられる場合がございます。

業者選びで失敗しないポイント

・調査から施工まで全て対応してくれるか

・点検内容を写真付きで説明してくれるか

・アフター保証があるか

点検から施工までの流れ

1.現地調査・ヒアリング(1日)

2.お見積もり提出・契約(即日〜1週間程度)

3.施工(約1週間程度)

4.完了確認(1日)

まとめ

どちらの工法にもメリット・デメリットがありますが、屋根の状態やライフプランに応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
少しでも参考になれば幸いです。

弊社ではお客様のライフプランを第一に最適なプランをご提案させて頂きますので是非お気軽にお問い合わせください!

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