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「屋根なんて普段見ないからわからない」
「雨漏りしていないから大丈夫」
そう思っている方は意外と多い以下もしれません。
ですが、屋根は常に風雨や紫外線にさらされており、小さな劣化が徐々に深刻なトラブルへと発展することもあります。
特に注意が必要なのが、、「ズレ」や「浮き」などの構造的なゆがみ。
この記事では、屋根修理のプロが実際の現場でよく見る見逃しやすい劣化サイン5選を具体的にご紹介いたします。
最もわかりやすいの劣化サインが、屋根材(スレート・瓦・金属パネルなど)のズレ・浮きです。
強風や台風の後に起こりやすく、見た目にはわずかな違和感でも、風の影響を受けてさらに外れやすくなっていく危険があります。
・屋根材が飛散し、近隣トラブルに発展
・隙間から雨水が入り、雨漏れの原因になる
・浮いた部分から結露やカビが発生することも
とくにスレート屋根は釘留めが弱くなりやすく、築10年を超えたあたりからズレが起こりやすくなる傾向にあります。
屋根の一番高い部分 = 棟(むね)に設置されている金属板が棟板金です。
これは強風を受けやすい場所でもあり、台風や地震の後に浮き、剥がれ・釘の抜けなどが発生しやすいパーツです。
・棟板金が飛ぶと非常に危険(落下事故の可能性あり)
・剥がれた部分から大量の雨水が侵入
・内部の木材が腐食し、大規模な屋根補修につながることも
見た目にはわかりずらいため、定期的な点検が重要です。
スレートやセメント瓦、陶器瓦などは、経年劣化や寒暖差によってひび割れや角の欠けが発生します。
特にスレート屋根では割れずに気づかずそのまま放置されがちです。
・屋根材の端が欠けている
・表面に細かいクラックが入っている
・破片が雨樋に落ちていた
こうしたひび割れは、雨水の侵入口となりm構造体を徐々に劣化させる原因になります。
屋根材や板金の接合部には、防水のためのコーキング(シーリング材)が使われています。
この部分が劣化すると水の通り道になり、雨漏りの原因になります。
・シーリングがひび割れている
・硬くなって弾力がない
・変色して黒ずんでいる
定期的にチェックし、打ち替えや増し打ちを行うことで、屋根全体の防水性を保つことができます。
意外と見落とされるのが、屋根周辺設備である雨樋の不具合です。
雨樋のゆがみや詰まりによって排水がうまくいかず、屋根や外壁や水が回り込むこともあります。
・雨水が逆流し、軒天からの雨漏り発生
・雨樋の重みで屋根材や下地を引っ張り破損
・落ち葉詰まりでコケや湿気が増え、屋根材が傷む
屋根点検とセットで、雨樋のチェックも必ず行うことをおすすめします。
屋根のズレ・浮き・割れなど、どれか1つでも当てはまったら専門業者に点検を依頼するのがベストです。放置すれば、数万円で済む修理が数十万〜数百万円規模の全面工事になりかねません。
・築10年以上経っている
・台風・地震のあと
・外壁塗装や内装工事と合わせて
とくに10年に1度は屋根点検をプロに依頼するのが理想的です。
屋根のズレや浮きは、ちょっとした劣化に見えても、実は重大なトラブルの入り口です。
今回紹介した「見逃しやすい劣化サイン5選」は以下の通りです。
1.屋根材のズレ・浮き
2.棟板金の浮き・釘抜け
3.屋根材のひび割れ・欠け
4.コーキングの劣化
5.雨樋のゆがみや詰まり
屋根の不調は「雨漏りが起きてから」では遅いケースがほとんど。
点検や早めの対応で、大切な住まいを長持ちさせましょう。
地域密着で屋根修理専門店として、点検・診断を無料で承っております。
あきる野市・青梅市・羽村市などで屋根の不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!
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