足場代も節約!屋根と外壁を一緒にリフォームするのが得な理由とは?

屋根と外壁、別々にリフォームすると損をする?

「屋根は雨漏りが出てから」「外壁は色褪せが目立ってから」と、工事を分けて検討してしまう方が多いのが現状です。しかし、それは意外にも「損」につながるケースがあります。

特に足場代の二重払いが大きな無駄になっていることをご存知でしょうか?

屋根と外壁は、同時に工事をした方が費用面・時間面・満足度の面で圧倒的にお得になります。ここではその理由を詳しく解説します。

同時にリフォームすることで得られる3つのメリット

①足場代が1回で済む

屋根や外壁の工事には必ず「足場」が必要です。これは職人の安全確保と作業効率のために設置されるもので、費用は一般的に15万円〜30万円前後かかります。

もし屋根と外壁を別々の時期に工事すれば、それぞれで足場代が発生します。つまり20万×2回=40万円程度の支出になることも。

一方で、屋根と外壁を同時にリフォームすれば、足場は1回の設置でOK。20万円以上の節約になる可能性もあります。

足場代は見積もりに含まれていることが多く、意外と見落とされがち

・「見積もり書を見たら、足場が高いと感じた」
・「工事毎に足場が必要だと知らなかった」

こうした声はよく聞かれます。だからこそ、足場代の有効活用が”賢い家のメンテナンス”の第一歩なのです。

②工期が短く、生活への影響が少ない

別々に工事をすれば、それぞれ1〜2週間の作業が必要です。つまり合計で2〜4週間、生活に支障が出る期間が続くということ。

例えばこんなことがストレスになることもあります。

・外に洗濯物が干せない
・塗装中の臭いが気になる
・職人さんの出入りに気を使う
・子供やペットが落ち着かない

これが2回も繰り返されるのは、かなりストレスになることもあります。
同時に施工すれば工期は約10〜14日前後に収まることも多く、精神的な負担も1回で済みます

③デザインや色の統一感が出る

屋根と外壁は、建物全体の印象を大きく左右します。別々のタイミングで工事を行うと、色味のトーンや仕上がりの差が出てしまうことがあります。

同時リフォームならトータルコーディネート可能

・外壁の色と屋根の色をバランスよく設計できる
・雨樋や破風板、軒店なども一緒に塗装できる
・外観に一体感が出て、資産価値アップにつながる

外観にこだわる人ほど、同時施行によるメリットを大きいです。

どんなタイミングで同時リフォームを検討すべき?

築10年以上経っているなら要チェック!

築10年を超えると、屋根・外壁ともに劣化が始まります。

・外壁:チョーキング(白い粉)、ひび割れ、色褪せ
・屋根:コケや汚れ、反り、雨漏り

これらが見られるなら、同時リフォームのタイミングといえます。

まずは無料点検を依頼して状態を確認

見た目でわかる劣化だけでなく、見えない部分の痛みが進んでいるケースもあります。
優良な業者であれば、ドローン点検や高所カメラなどで無料診断を行ってくれることもあります。

補助金・火災保険の活用でさらにお得に

自然災害が原因なら火災保険が使えるかも?

・台風や強風で屋根材が飛んだ
・雪の重みで外壁にヒビが入った

このような被害は、火災保険の「風災・雪災補償」でカバーできる可能性があります。

保険金で工事費の一部または全額を捕えるケースもあるため、まずは工事業者に相談するのがベストです。

あきる野市などでは補助金制度があることも

自治体によっては、住宅リフォームに対する補助金制度が設けられている場合があります。
工事の内容や金額によっては、数万円〜十数万円の補助が受けられることも

まとめ:「まとめてやる」が結局一番お得!

屋根と外壁のリフォームは、一度にまとめて行うことで大きな節約と満足感を得られます。

今回のポイント!

☑️足場代が1回で済む
☑️工期短縮で生活ストレスも1回で済む
☑️デザインの一体感が出て見た目もアップ
☑️火災保険や補助金で費用が抑えられる場合も

リフォームで損しないために

まずは「屋根と外壁、どちらも劣化していないか?」を確認することが大切です。
無料点検や見積もりを上手に活用して、賢くリフォームを計画しましょう。

大切な住まいを長く美しく保つために、「今」行動するのが一番の節約です!

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