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屋根のリフォームや葺き替えを検討するとき、最近よく耳にするのが「ガルバリウム鋼板」という金属屋根材です。
スレート屋根や瓦屋根からのリフォームに選ばれることも多く、耐久性・軽さ・見た目のスマートさなどから人気が高まっています。
でも、「金属って暑くなりそう…」「雨音がうるさいのでは?」「費用はどれくらい?」など気になる点も多いはずです。
この記事では、そんな疑問に答えるべく、ガルバリウム後半のメリット・デメリット・費用感をわかりやすく解説していきます。
金属屋根とは、金属素材で作られた屋根材全般を指します。
代表的なものとして以下の3種類があります。
・ガルバリウム鋼板:近年最も多く採用されている素材
・トタン:昔からあるが、耐久性や防音性に問題あり
・銅板・アルミ合金:高級だがコストも高い
この中でも今の主流は「ガルバリウム鋼板」です。
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンを配合した合金メッキ鋼板。
通常のトタンに比べてサビに強く、軽量で耐久性も高いのが特徴です。
瓦屋根の1/10といわれる軽さで、建物への負担が少なく、地震時の揺れが軽減されます。
カバー工法(既存屋根の上に被せる工法)との相性も良く、施工期間が短く済むのもメリット。
ガルバリウム鋼板は通常の鋼板よりも3〜6倍の耐久性があるとされ、メンテナンスを怠らなければ20〜30年は問題なく使えるといわれています。
金属ならではのシャープな印象は、シンプルモダンやスタイリッシュな住宅とデザインと相性抜群。
カラーラインナップも豊富で、ブラック・ダークグレー・ブラウンなど人気色が選べます。
表面がツルッとしているため、積雪地域でも雪が滑り落ちやすく、落雪対策としても効果的です。
金属のため、雨が当たると音が響きやすい傾向にあります。
ただし、屋根下に遮音シートや断熱材を入れることで十分に緩和が可能です。
金属素材なので熱を通しやすいという性質はありますが、最近は遮熱塗料済みの製品や、断熱材付き一体型屋根材も多く、改善されています。
金属のため、強い衝撃が加わると凹みやすいという弱点があります。
施工中や台風後にチェックが必要ですが、構造的な問題はなりにくいです。
屋根リフォームでガルバリウム鋼板を使う場合、主に2つの工法があります。
・カバー工法(既存の屋根の上に新しい屋根を被せる)
・葺き替え工法(既存屋根を撤去し、新しく施工)
工法 | 費用の目安(材料+工事費) |
カバー工法 | 約80〜130万円 |
葺き替え工法 | 約120〜180万円 |
※使用する屋根材の種類や、下地の状態によって金額は上下します。
・瓦屋根からの葺き替えで地震対策をしたい
・建物の耐久性を高めたい
・忙しくて屋根の塗り替えや点検が手間に感じる
・初期費用はかかっても、20年はメンテナンスはしたくない
・外観のバランスをモダンに整えたい
・カラーバリエーションや外観にこだわりたい
昔は「金属屋根=安っぽい」「トタンでうるさい」というイメージもありましたが、現代のガルバリウム鋼板は、性能・耐久性・美観すべてにおいて優れた屋根材です。
・軽くて地震に強い
・耐久性が高く長持ち
・カバー工法でコストを抑えたリフォームも可能
・モダンでおしゃれな外観になる
屋根リフォームを検討している方は、ぜひガルバリウム鋼板の採用も視野に入れてみてください。
当社では、地域密着での金属屋根リフォーム実績も多数ございます。
あきる野市・青梅市・羽村市などで屋根リフォームをご検討中の方は、無料点検・見積もりも承っております。お気軽にお問い合わせください!
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