金属屋根ってどうなの?ガルバリウム鋼板の特徴と費用感を解説

はじめに、今注目の「金属屋根」実際はどうなの?

屋根のリフォームや葺き替えを検討するとき、最近よく耳にするのが「ガルバリウム鋼板」という金属屋根材です。
スレート屋根や瓦屋根からのリフォームに選ばれることも多く、耐久性・軽さ・見た目のスマートさなどから人気が高まっています。

でも、「金属って暑くなりそう…」「雨音がうるさいのでは?」「費用はどれくらい?」など気になる点も多いはずです。

この記事では、そんな疑問に答えるべく、ガルバリウム後半のメリット・デメリット・費用感をわかりやすく解説していきます。

そもそも「金属屋根」とは?|種類の特徴

金属屋根の主な種類

金属屋根とは、金属素材で作られた屋根材全般を指します。
代表的なものとして以下の3種類があります。

ガルバリウム鋼板:近年最も多く採用されている素材
トタン:昔からあるが、耐久性や防音性に問題あり
銅板・アルミ合金:高級だがコストも高い

この中でも今の主流は「ガルバリウム鋼板」です。

ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンを配合した合金メッキ鋼板。
通常のトタンに比べてサビに強く、軽量で耐久性も高いのが特徴です。

ガルバリウム鋼板のメリット

1.計量で耐久性に優れる

瓦屋根の1/10といわれる軽さで、建物への負担が少なく、地震時の揺れが軽減されます。
カバー工法(既存屋根の上に被せる工法)との相性も良く、施工期間が短く済むのもメリット。

2.耐久性が高く錆びにくい

ガルバリウム鋼板は通常の鋼板よりも3〜6倍の耐久性があるとされ、メンテナンスを怠らなければ20〜30年は問題なく使えるといわれています。

3.シャープでモダンな見た目

金属ならではのシャープな印象は、シンプルモダンやスタイリッシュな住宅とデザインと相性抜群
カラーラインナップも豊富で、ブラック・ダークグレー・ブラウンなど人気色が選べます

4.雪や雨が流れやすい形状

表面がツルッとしているため、積雪地域でも雪が滑り落ちやすく、落雪対策としても効果的です。

ガルバリウム鋼板のデメリット

1.雨音が気になることも

金属のため、雨が当たると音が響きやすい傾向にあります。
ただし、屋根下に遮音シートや断熱材を入れることで十分に緩和が可能です。

2.熱伝導性が高い=夏は熱くなりやすい?

金属素材なので熱を通しやすいという性質はありますが、最近は遮熱塗料済みの製品や、断熱材付き一体型屋根材も多く、改善されています。

3.傷がつきやすい・凹みやすい

金属のため、強い衝撃が加わると凹みやすいという弱点があります。
施工中や台風後にチェックが必要ですが、構造的な問題はなりにくいです。

ガルバリウム鋼板の費用感|リフォームの相場は?

施工方法で価格が変わる

屋根リフォームでガルバリウム鋼板を使う場合、主に2つの工法があります。

カバー工法(既存の屋根の上に新しい屋根を被せる)
葺き替え工法(既存屋根を撤去し、新しく施工)

相場の目安(30坪・標準的な住宅)

工法費用の目安(材料+工事費)
カバー工法約80〜130万円
葺き替え工法約120〜180万円

※使用する屋根材の種類や、下地の状態によって金額は上下します。

ガルバリウム鋼板はこんな方におすすめ

屋根の軽量化を検討している方

・瓦屋根からの葺き替えで地震対策をしたい
・建物の耐久性を高めたい

長期間メンテナンスを避けたい方

・忙しくて屋根の塗り替えや点検が手間に感じる
・初期費用はかかっても、20年はメンテナンスはしたくない

スタイリッシュな外観を重視する方

・外観のバランスをモダンに整えたい
・カラーバリエーションや外観にこだわりたい

まとめ:金属屋根=「安い」「うるさい」ではない!

昔は「金属屋根=安っぽい」「トタンでうるさい」というイメージもありましたが、現代のガルバリウム鋼板は、性能・耐久性・美観すべてにおいて優れた屋根材です。

軽くて地震に強い
耐久性が高く長持ち
カバー工法でコストを抑えたリフォームも可能
モダンでおしゃれな外観になる

屋根リフォームを検討している方は、ぜひガルバリウム鋼板の採用も視野に入れてみてください。

当社では、地域密着での金属屋根リフォーム実績も多数ございます。
あきる野市・青梅市・羽村市などで屋根リフォームをご検討中の方は、無料点検・見積もりも承っております。お気軽にお問い合わせください!

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